深谷市めぐり(1)

2024年度に改新予定の、新紙幣の肖像人物に「渋沢栄一」に決まりましたね。
はたまた、実はそれより前に地元・ご当地フィーバーを予感させる、
2021年の大河ドラマのタイトルが「青天を衝け」、
主人公は「渋沢栄一」ですね。

そんな「渋沢栄一」の出身地であります「深谷市」に、
本日、かみさんと出かけて参りました。

#深谷市の「渋沢栄一」関連施設案内はこちらを参照

まず目指しましたのは「渋沢栄一記念館」。

到着まもなく歩いている人が多かったり、脇道駐車が目立ったりと、
「早速の渋沢栄一フィーバー(混雑)か!?」と思いきや、
・・・隣接している小学校の運動会でした。

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渋沢栄一記念館(正面)

渋沢栄一ゆかりの資料や、生涯年譜(起業事業)、
ご本人のポリシー(精神)、関係人物説明にいたるまでのあらゆる展示物で、
渋沢栄一」についてマル腰(無知識)な私であっても、
一気に身近に感じられる程の知識を得られる施設でした。
(案内係の方の詳しい説明のおかげもあります)

本人の演説を収録した音声も聞くことができます。
また、建物の裏側に抜けることができ、
そこには巨大な銅像が、そびえ立っているのであります。

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渋沢栄一の巨像

正面入口でお土産品の販売員さんに、
手持ち残が少ないとおっしゃってた「近隣ガイドマップ」を貰うことができ、
さらには、お昼の食事処として、
・楓(割烹やさん、食堂もあり)
・カフェ花見(渋沢栄一カフェラテというのがある)
を教えて貰いました。

丁度お昼(ランチ)時にもなりましたので、教えてもらった「楓」に訪店。
深谷界隈でよく耳にする「煮ほうとう」を注文。

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#「煮ほうとう」のセット(焼肉小丼)

柔く味が滲み込んだ「ほうとう」が、ものすごく旨く、
セットでチョイスした焼肉小丼、3品小鉢も旨く、
大変満足、美味しゅういただきました。
某グルメ店ランキングサイトで見かけない穴場店でもあり、
こんな点でも嬉しかった。

続いて「尾高惇忠(おだか・じゅんちゅう)生家」。

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#尾高惇忠生家

尾高惇忠という方は、渋沢栄一のいとこで10歳程年上、学問の面で師としていた方。
大河ドラマでも登場人物となること間違いなし)
建物は江戸後期、ほぼそのままの風体なのであります。
建物内の土間は「ここを当時から幾人もの人が踏んだのかなぁ」と、妄想必至。
奥にはレンガ作りの蔵もあり、江戸後期~明治時代の雰囲気が、
抜群に醸し出されているのであります。

また、尾高惇忠の末弟「尾高平九郎」(後に、渋沢家の養子となり渋沢平九郎)も、
要人物の一人でありまして、イケメンで評判とのこと。
(こちらでも、案内係の方の詳しいお話をいただけました)

さらに向かいましたのは「旧渋沢邸・中の家」

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#旧渋沢邸(中の家)を母屋の正面から

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#旧渋沢邸(中の家)を母屋の横から

第一印象は「でかーっ」「ひろぉーっ」。
到着するやいなや、存在感強烈な建物が目に飛び込んできます。
庭にはセレブリティーな庭のアイテムでもあります「池」がありますが、
近年のものとのことで、敷地内の別棟で外国人向けの道場を開いてた当時、
日本庭園らしい雰囲気をだすべく拵えたのだそうです。
いずれにしても「藍玉」で一財を成し得た豪商の雰囲気を感じます。

ひとまず「渋沢栄一」出身地ゆかりの地めぐりでありました。