しまなみ海道・サイクリング 2024 - 2st.Day:サイクリング当日

世に言う「サイクリストの聖地」として崇められてます、
「しまなみ海道」サイクリング、当日なのであります。

一昨日の夜から宵越しの移動、前日(連休初日)は尾道散策をし、
車中泊を経てのサイクリングでございます。
(前日記事を参照)

- 目次 -

特に急いでいたわけではないのですが、
気分も高揚していたせいか、いつも日常通りの6:00頃に起床。


#「大浜PA」の朝

身支度だけ整えて出発後「因島北IC」で降り、
因島運動公園」の駐車場を利用させていただきまして、朝食を済ませ、
いよいよ「しまなみ海道・サイクリング」のスタートなのであります。

スタート

スタート時刻は、9:00頃。
この時の計画(腹積もり)では、
途中でいろんなところを立ち寄りながら、
因島」・「生口島」・「大三島」の多々羅公園(サイクリストの聖地碑)
・・・の往復かなぁ。。
と考えておりました。

<1st.因島>

因島運動公園」の駐車場から海岸方面へ下り、
左折して、西側海岸沿いのわずかな距離を走行。
海が見え隠れする町の県道を走行し、程なくして「生口橋」が登場します。

「いよいよ、橋を渡るぞ」と、橋の下をくぐり、
自転車歩行者道への出入口を左折して、橋の高さまでの登りを、
ちょっとしたヒルクライムなのであります。

橋を渡り始めて「しまなみ海道・サイクリング・デビュー」を、実感。
それととともに、川ではなく海を渡る橋を渡っている感動。


生口橋からの眺め

<2nd.生口島>

生口橋」を渡り終え、自転車歩行者道を下ります。
ここで改めて 「橋を渡るたびに、自転車歩行者道の登り&下りを繰り返す」
を再認識します。 (島々をつなぐ橋の高さを見ると納得です)

島の西側海岸線を走行。
途中で小休憩するなどして、海岸線や街中を走行です。
ただ「しまなみドルチェ」のレモン・ジェラートを予定していましたが、
腹加減の気分が盛り上がらず「帰りに寄ろう」と一旦パスしました。 

海岸線沿いは、眺めが抜群なのはもちろんのこと、
終盤には「瀬戸田サンセットビーチ」やRVパークがあり、リゾート感に浸れます。
街中は、瀬戸田観光案内所や美術館、気になる小路通りの商店街があり、
観光地を走行しているという感じです。

終盤、再び海岸線沿いになりますと「多々羅大橋」が見えてきます。


生口島からの「多々羅大橋

「レモンの谷」を通る自転車歩行者道を登り、
「レモンのベンチ」公園で小休憩。


#「レモンのベンチ」公園から「多々羅大橋」の眺め

<3rd.大三島>

多々羅大橋」を渡り、自転車歩行者道を下りますと、
目的地でございました「多々羅公園 (道の駅 多々羅しまなみ公園)」に、
到着なのであります。


#公園からの「多々羅大橋」の眺め

早速「サイクリストの聖地碑」にて記念撮影。
目的を果たし、休憩を兼ねて公園内を散策します。

11:00になりレストランがオープン。
ただ、ここでも空腹感がなく「もう少し後でもいいよね」となり、
ここで降り返す予定でいましたが、事前にリサーチした「見てみたい景色」が、
どうやら「来島海峡大橋」から眺める、橋の下に小さい島が点在する景色なんじゃないか!?
ということで、、、
「時間がギリかもしれんが、せっかくだから行ってみよう」となりました。
「無理に行ってしまった後悔よりも、行かなかった後悔の方が悔しい」
ということであります。

予定では時間の余裕があったら「伯方の塩」の工場もと、気にはしていましたが、
慣れぬ土地、ブルーラインから外れたら不安でしかないので、
ブルーラインコースから外れないようにします。

大三島は、東側海岸線を走行。
案外、お店などが見当たらず、そのまま先を目指し「大三島橋」を渡ります。

<4th.伯方島>

思い返すと「伯方島」には、大変助けられました。
往路では、
・ドラッグストア「ザクザク伯方店」でボトル補給。
・「道の駅 伯方S・Cパーク」で、
 食事処は混みあって時間ロスも考え思案していたところ、
 売店でひそやかに陳列されていた「たこ飯」(タッパー弁当)をゲット。
たこ出汁がご飯に沁みこみ、ものすごく美味かったのであります。
次回の機会があったら、又食べたい逸品。

丁度、お昼時に補給が出来て元気回復なのでございます。

伯方島は島内コースも短距離で、程なくして「伯方・大島大橋」を渡ります。

<5th.大島>

自転車歩行者道を下りた後、しばらくは東側海岸線を走行。
海の景色も対岸の島も近くに見え、瀬戸内海を感じます。
途中で右折、島内中心へと方向転換し、ヒルクライムなのであります。
勾配はさほど気にならないのですが、帰りも同じコースなので、
それを考慮すると、温存ペースで進みます。

高速のインター(大嶋南IC)周辺と、合わせて2回ほどのヒルクライムの後、
西側海岸に抜けますと「道の駅 よしうみいきいき館」で休憩。

目の前には、大目的地となりました「来島海峡大橋」がそびえております。


#道の駅からの来島海峡大橋の眺め

「こ、これまでの橋と、スケール(威厳)が違う!!」
まさに「ラス・ボス」、圧を感じて「圧感」なのであります。

自転車歩行者道を登り、改めて景色を眺めます。


来島海峡大橋

やはり壮大、先端(対岸)が見えませんっ。

「これが見てみたかった景色」
「長い・」
「今、どの辺?」
「長い・・」
「お、途中の島に降りれるみたいだぞ」(スルー)
「長い・・・」
「やっと、対岸の自転車歩行者道だ」。。。
と、自転車歩行者道を下る前に、ストップ。

四国上陸!?「折り返し」決断

残体力、とくにロングライドの経験がない相方の疲労が心配。
もし、ここで自転車歩行者道を下りてしまったら帰路で登れるか?
今治駅(ゴール)まで、あと7Kmらしいぞ?

この時点で、14:00。
今治からの船での帰路は無い時間台らしい。

協議の結果、今治側の橋のたもとまで到着したこともあり、
今治の地までたどり着いたとして、引き返そう」と英断。

往路は、ちょいちょい立ち寄った時間も含めて約5時間。
帰路は、途中休憩はするものの、写真撮りなどのロスを省けば、
往路より時間はかからず帰れるハズ。
・・・そんな目算で引き返えはじめました。

さすがに疲労もあり、難敵・大島の2ヒルクライムは応えましたが無事に越え、
以降の島内走行は、どの島もほとんど平坦。

帰路途中、大助かりなのは、またしても伯方島
往路と同じドラッグストアで休憩と補給。

やっと生口島
ジェラート屋さんは既に閉店。
しかしながら帰路の西側海岸線では、夕日を眺める景色が大変素晴らしき。
そんな眺めにも励まされながら、
何とか、薄暗い時間帯までに「因島」に到着。

駐車場までの登りは、振り絞る感じでの掘り切り、
夜闇になる前に帰還したのであります。

ライド後の余韻

駐車場では、外灯の明かりで視界が確保される中、
着替えと車への積み込みを済ませ、因島を後にするのでした。。。

走行距離は104Km。(サイコン計測)
相方も、めでたく(知らぬ間に!?)、
初の100Kmライドを果たしたのであります。

本日は、福山市で宿泊。
無事に「しまなみ海道・サイクリング」を果たした安堵感に浸りつつ、
道中の回帰談をしながら宿に向かいました。

宿(某ビジホ)にチェックイン後、買いだしで部屋飯を済ませ、
速攻で就寝・・・、気を失うように寝入りました。