アルプスあづみのセンチュリーライド 2024 - 160kmコース

アルプスあづみのセンチュリーライド、通称「AACR」レース当日となりました。

aacr.jp

「160Kmコース」の出走でございますので、
前日と同様に、松本市・梓水苑(しすいえん)の駐車場に到着。


#当日、会場の様子

駐車場で支度と諸々の準備をし、会場に設置されている大会陣幕で記念撮影を済ませ、
スタートゲートに整列、高揚感も湧き上がるのであります。

天候も快晴、雨の心配は皆無。
ただ、天気予報では復路の時間帯は向かい風の予報。
開会セレモニーでも、主催者挨拶にて同様に仰っており、
少々なプレッシャーをかけられながら「スタート」したのでございました。


#スタート・ゲートの様子

<第1区間>距離:23Km ※スタートから
早朝(5:30)、気温も冷え込む中でのスタート、ほぼ無風。
登り基調で始まりますが、控えめに脚を回します。
早々に数百メートルの勾配9%ほどの登り区間がありますが、ウォーミングアップ?
小高い山沿い道路を走りますので、気持ち良い朝日と景色を眺めながらの走行。

エイド到着、気温もまだ上がり切らないので、
冷えた体にポタージュスープが、めちゃ美味いのであります。


#第1エイド・ステーションの様子


#第1エイド・ステーションにて (国営アルプスあづみの公園 堀金・穂高地区)

<第2区間>距離:20Km
引き続き、山沿い道路を走行。
できるだけ集団トレインに混ざる様に、頑張らず、控えめに走行。
少しずつ日も昇りはじめ、気温は上がりきらないながらも、
水分補給を心掛けて走行。

あずみの公園の入り口に向かう上り坂。
ここでも踏み込まず、脚を回すイメージのまま、エイド到着。

エイド食と、持参した補給食でチャージ。
少々、おなかいっぱい。


#第2エイド・ステーションにて (国営アルプスあづみの公園 大町・松川地区)

<第3区間>距離:23Km
この区間は、エイド直前に激坂が待ち受ける。
そのため、とにかく脚を残すべし。
途中の畑・田園地帯の農道を走る際、ジンワリとした上り基調で、
昨年までは、気づかないまま脚を消費していた気がするが、
今回はそれを意識して踏み込まず、とにかく脚を回すイメージ。

後半は、木崎湖の西岸を走ります。
結構な湖岸際を走り、日も湖面に反射して、これまた景色が良いです。

そして、エイド直前の激坂。
多少キツさはありましたが、難なく登りきれたのでございます。
そしたらなんと!!
ヒルクライムに潜む「悪魔おじさん」が居るではないですか!!

エイド食は名物「ねぎ味噌のおにぎり」
徐々に気温も上がり、この塩気がうれしく美味いのでございます。


#第3エイド・ステーションにて (鹿島槍スキー場中綱駐車場:往路)

<第4区間>距離:21.5Km
青木湖畔で、景色を楽しみながら走り。
白馬手前の下り坂を疾走・快走。
松川渓谷に掛かる「松川大橋」で、アルプスを眺めて記念撮影。

松川渓谷「松川大橋」にて

松川沿いもジワジワ登り基調(勾配3%~4%)、
ここでも脚を使わないのを心掛けて登り切り、エイドに到着。
焼きたてピザが、めちゃ美味いのであります。
復路に向けて持参した補給食で、さらにチャージ。


#第4エイド・ステーションにて (ルポゼ白馬)

いよいよ折り返し!!

<第5区間>距離:14.5Km
この区間は、往路と同じくエイド直前に激坂が待ち受ける。
さらには、途中で短い距離だがヒルクライムがある。
そして、復路に入ったとたんに襲い掛かる「向かい風」
やはり、予報どおり。。。

ヒルクライム区間は、今後のヒルクライム大会参加を想定し、
力まず、踏まず、高ケイデンスを意識。
良いペースで登り切れたのではないか?、と、自己評価。

そして、再度エイド直前の激坂。
さすがに往路よりキツさを感じながら、なんとか登りきれたのでございます。
そしたら、引き続き「悪魔おじさん」がおいでになる。
不思議にも嬉しさを感じるのでございます。

エイド食と、ここでも持参した補給食でチャージ。
脚も残っているのを自覚、往路の向かい風を乗り切れるかも。


#第5エイド・ステーションにて (鹿島槍スキー場中綱駐車場:復路)

<第6区間>距離:33.5Km
この区間は長い。
だけど、下り基調で天国。
のはずが・・・。
さらに強さを増した向かい風。
下っている、はずなのに、、、
下っている気がしない!
とたんに過酷、サバイバルだそ。
懸命に脚を回す!!

景色は、川越しにアルプスを眺めながらですが、
ペダリングを緩めると、風圧で止まる・・・

途中で、幼き子が「どうぞぉ」と
飴(塩飴)を配っている。
健気で可愛く、心が癒され、泣けてくるではないか。
(既に鼻水が溢れているが・・・)

そして、なんとかエイドにたどり着く。
最終のエイドかと思い、感慨に耽る。
リンゴジュースも身に染みる。
そして、向かい風が吹き荒れる最終区間のリンゴ畑道を想像する。
「いくしかない」「走るしかない」「近道はない」
と、ネガティブになりながらも、
「最終区間だ」「ゴールまで流し走法でいいんじゃね」
と、気持ちを切り替え、重い腰を上げ、すっかり重くなった脚も踏み出す。


#第6エイド・ステーションにて (安曇野市研成ホール)

<第7区間>距離:19Km ※ゴールまで
アルプス公園の入り口付近までの、ジワジワ上り基調。
そして、やはり襲い掛かる容赦ない「向かい風」のリンゴ畑道。

とにかくペダルを回す。
進んでいる気がしない。
とにかくペダルを回す。
緩めると風圧で止まる。
一時停止の交差点。
再びヘダルを回し始める。
進んでいる気がしない。
・・・と、こんな感じ。

しかぁーし、必ず終わりがある。

ゴールの手前で、走りながら身だしなみを整え、
(・・・といっても、鼻水処理だが)
完走の達成感に満たされながら、無事に、ゴール!!

これだから、ロングライド・イベントはハマル、また参加したくなる。