いよいよ「第39回乗鞍ヒルクライム」レース当日なのであります。
改めて「乗鞍ヒルクライム」を紹介いたしますと、
「乗鞍観光センター」前をスタートして「乗鞍エコーライン」をひたすら上り、
約20.5km、平均勾配約6.1%のコースを、
フィニッシュ地点であります「長野/岐阜県境 (標高2,720m)」を目指す、
国内屈指、国内最高所を走る「ヒルクライム・レース」なのであります。
一般市民ローディーの私は、自己記録更新を狙うのであります。
<車中泊を開けて>
夜中は雨が降った時間もありましたが、何とか曇りに留まっているといった天候。
朝食は、持参したおにぎりと、お湯を沸かしてカップみそ汁。
(今思うと、バナナもあれば良かったか!?)
ドリンクを作ったりウェアに着替え、ロードバイクや録画装備のチェック、
計測センサーバンドを装着して、メイン会場へ移動。
#メイン会場「乗鞍観光センター」駐車場(待機場所)
続々と参加者が集まってきます。
お祭り的な雰囲気も味わい、会場の場の雰囲気に気持ちを慣らしつつ、
他の参加者に声をかけ、出走記念撮影なのであります。
(もちろん、その方の撮影も担います)
#記念撮影
程なくして、チャンピオンクラスのスタート。
その後、順々に各年齢カテゴリごとにスタートが進んでいきます。
今のところ、天候:曇りが維持されてます。
自分のカテゴリのスタート時間も近づき、いよいよ「スタートゲート」へ。
駐車場内に設置されている「amino vital・ゲート」で、
「amino vital」をいただき、その場で接種。
スタートゲートでの待機中、番組「チャリダー」に出演されている、
某坂バカ俳優氏と、わずかばかりの会話。
そして「スタート!!」
そして「計測開始地点」を通過!! ※事実上のスタート!!
<序盤>
勾配がややあるほうなのと温存も兼ねて、余り踏まず、
軽めのギアで高ケイデンスを意識。
路面はウェット。
心拍も程よく上がってペースも掴めた感じで、
無理なく走ることができてました。
<中盤>
ひたすら地道にペダルを回す。
勾配に対応したギア選択で走れているつもりが、
緩い勾配で、なかなかペダルを回し切れてなく、速度も上げれない。。。
「脚が重いぞ!?」
「タイヤの転がりが重い。パンクか!?」
「パンクはしていない、されど回せない。。。」
「濡れている路面の水が粘り付いてくるよーっ」
といった、やたら重みを感じながら進む状態でした。
<終盤>
相変わらず、重みを感じながらのまま終盤に突入。
15Km手前付近の激坂区間は、あまり気張らず越えることが出来たが、
思いっきり「タレている」ことに気づく。。。
森林限界を超えたあたりで、とうとう雨が降ってきてしまう。
しかも、わりと強い雨。
さらに、気づけばサイコンがエラーになっていて、
現状タイムも、ペース(速度)も分からん状態に。
風が無いのが、唯一の救い。
残り2Km、岩肌に沿ってフィニッシュまでの区間は、
他者と密になり、遅めのペースにハマってしまうことも。。。
なかなかの勾配・・・
回す、回す、回す・・・
「ゴール!!」 ※計測終了地点通過っ!!
タイム(目安)も不明~っ。
フィニッシュ会場でも「雨」。
かろうじて、さほど冷え込んでいない。
預け荷物をゲットして速攻で着替えて、防水ジャケットをはおる。
ウェアパンツはそのまま。
下山隊列で待機しながら、完走した達成感もあり、 感慨に耽る。
完走の達成感が、たまらん。
これがあるから「ヒルクライム」はやめられぬ。
メイン会場まで無事に下山、途中で雨も止み、
その場で「記録証」が発行され、そこで正式タイムが判明。
・・・「1時間49分台」 おりょ?
一昨年よりも落ちてるぅ?
思いのほか「タレて」いたんやなぁ・・・。
トレーニング不足やなぁ。
バナナ忘れてたしなぁ。
・・・と、早速反省。
ただ、完走達成感の方が勝っていて、
終盤、雨の中の激走(自分なりに)のテンション高めな余韻もございまして、
気持ちを来年へのモチベーションに向けるのであります。
そんなこんなで、メイン会場から駐車場に戻り、
帰り支度をして帰還したのでございました。